※注 ネタバレあり
今回は、瞬間最高視聴率25%越え企画で再放送されていたものをご紹介します。
2011年5月20日放送「幻の花見の名所!? 」瞬間最高視聴率26.1%です。
秘書:松尾依里佳さん
顧問:キダ・タロー先生
探偵:たむらけんじさん
和歌山県に住む29歳主婦からの依頼。
突然ですが、私を夜の花見に連れて行って下さい。
毎年桜の季節になると、家から5分くらいの場所にある山のてっぺんが光ります。
父に尋ねると夜桜も楽しめるお花見会場であると。
しかし父は行き方を知らない。
友人と車で行ってみたが、暗くて細い山道に迷いこんでしまった。
そのとき、自分たちと同じようにてっぺんに行こうとして諦めて戻ってくる車数台に会い、怖くなって戻ってきた。
その後、何度か試したがいまだも到着できない。
本当に花見会場があるのか確かめたいと。
依頼者宅へ行き、状況を教えてもらうたむら探偵。
現在は昼間。
山を指さしたあと、絵にかいて光のある場所を説明する依頼者。
依頼者曰く、光が見えるのは「亀山」山頂。
デジタルカメラで動画撮影をしていた依頼者。
一緒に確認するたむら探偵。
けっこうはっきりと、オレンジ色に輝いている光が山のてっぺんに見えます。
早速亀山に向かってみることに。
道が狭すぎて降りてみる。
ハイキングコースの案内看板があり、歩いて山を登ってみることにする。
いつまでたっても頂上に行けず、ぐるぐる回ってしまう。
怖くなって下山。
ふもとの住人に聞いてみることに。
亀山には夜桜スポットがあるらしいが行き方はしらないとおばあちゃん。
別の方に聞いてみると、頂上への行き方を教えてもらえたので再出発。
山を徒歩で登っていく。
途中、すれ違った方に話を聞いてみる。手には桜の花びら。
会場はもうすぐです。
そして開けた場所に到着。
桜をライトアップする照明もある。
あっという間に解決?もう調査終了?と思われ、その場でマットを広げてお弁当を食べることに。
もうほとんど桜は散ってしまっています。
そのため、人も全然いません。
たまたまいた学生っぽい若い男性と話しをし、両親にライトアップの時間を聞いてもらえることになったのだが・・・
なんと、今年はライトアップはされていないとのこと。
昨日見ましたと依頼者。
毎年ライトアップはしているが今年は中止となっているらしいようです。
ということは・・・
ここじゃない・・・
下山して、調査再開。
再度ふもとの方とお話しをしているとなんともな情報が。
実は光の見える山が「亀山」ではなく「西山」だとわかる。
そこで、西山のふもとにある日高町役場に行ってみることに。
役場の方に事情を説明。
しかし、聞いてみてもさっぱり。
可能性があるなら別荘とか民家ではと。
既に日も暮れてきました。
山を車で登っていくと家を発見。
家の住人に事情を説明するたむら探偵。
家の灯りが気になって、時々麓の街から人が来るという事実を聞く。
今度こそ間違いない!!
そこで、この家の住人の方に協力を仰ぐことに。
探偵達は依頼者宅に戻る。
辺りは既に真っ暗です。
確かに依頼者宅からは、山頂付近にオレンジ色に光り輝く物体が。
先ほどの方に電話を連絡。
「消しました」と。
あれ?
光が消えない・・・
どうやら光の正体はその家のものではなかったようです。
なんなんでしょと依頼者。
もう、こうなったら光を目指してみましょうとたむら探偵。
ここまで長丁場になるとは思ってもみませんでしたね。
車で山を登って行くご一行。
西山の中腹までやってくると、光が視界に入ってきてテンションが上がるご一行。
車から降りて、耳をすませてみるたむら探偵。
・・・
・・・
「宴会の声聞こえんね」
さすが、ちゃっかり入れてきますねたむら探偵。
「もうたぶんお花見スポットじゃないねあれ」
「よし、行けるとこまでいってみよう」と。
そして遂に謎の施設に到着。
光っている!!
間違いなくここだ!!
しかし、高い壁があり、そのうえ有刺鉄線ありのフェンスが。
入れないようになっております。
中の確認もできません。
「ここにレジャーシート広げる?」とたむら探偵。
「ちょっと・・・」と依頼者
調査報告
光の正体は謎の施設だった・・・
ちゃんちゃん。
えー!?
VTRが終わり、どよめくスタジオ。
あの時は本当に何の施設か分からなかったとたむら探偵。
「後日調べると、飛行機を安全に誘導するために必要な情報を電波で提供する施設」とのこと。
これ以上のことは話せないとたむら探偵。
「僕が消されていいのであれば答えますけど?」
「言って下さいよ~!」と一同。
「えーー!?」
最後にキダ先生が一言。
「はっきり言えんことを全国ネットで放送するということ自体が間違っている」
確かにですキダ先生!!さすが!!(^◇^)
おしまい。
何なのか調べてみると、どうやら国家機密というほどのものではないようです。
いたずら防止?なのか、面白くするための演出なのか。
真相は確かではありませんが、国土交通省航空局所管の「御坊VOR/DME局」という場所みたいですね。
最初は簡単に終わるような依頼なのかと思っていましたが、変化していく展開に好奇心踊らされたオクラさんでした。最後もナイトスクープ史上、稀にみる着地点。
いや~、ナイトスクープって、ほんといいですね?