探偵!ナイトスクープ「ブルーショットに再会したい! 」名作 感動編

レンズ 探偵!ナイトスクープ

※注 ネタバレあり

 

今回は2012年11月9日放送「ブルーショットに再会したい! 」です。

 

 

秘書:松尾 依里佳さん
顧問:林 裕人さん
探偵:石田 靖さん

 

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依頼内容

 

京都府在住二十歳の女子大生からの依頼。
高校時代は馬術部に所属し、青春時代の全てを馬に捧げてきた。
高校三年間は「馬が恋人」と言い続けてきた。

名前は「ブルーショット」
顔はデカいが気は優しい。
うれしいとき、辛いときもいつも寄り添ってくれた。

京都の大学に進学が決まったころ、彼が売られることになった。
京都に引っ越す前日に出ていくことになり、引っ越しの準備をほったらかして最後の見送りに行った。

先生にお願いし、自分で馬運車にまで乗せた。
どこに行くのか尋ねると、とりあえず高知に行くと。

それ以降消息がつかめず、今どこにいるのか、ちゃんと生きているのかも分からない。

別れ際に必ず会いに行くからねといったが、約束を守れていない。
どうか探してくれないかと。

 

 

別れて2年半経っているようです。
とりあえず高知という発言が不安感が過りますが・・・

 

本編

 

依頼者宅へ

 

依頼者宅で話を聞く石田探偵。

「とても人懐っこい馬で、名前呼んだら寄ってくるし・・・」
「一緒に遊べるんですよ、近寄ってったら肩をパクっとか・・・」

 

「馬にパクってされたら痛いやん!」と、石田探偵。

 

「甘噛みを・・・」と依頼者。

 

「そこまで慣れてるんだ!?」

 

ブルーショット(ブルー)と一緒の写真を見せてもらうことに。

 

すると、突然驚く石田探偵。

 

なにかと思うと、袋に入った長い毛が・・・。

 

依頼者「それはブルーのタテガミで、依頼者は身に着けているネックレスにもタテガミを入れてます」

 

石田探偵「付き合ってたん?」

 

依頼者「私は恋人だって言ってましたよ!」

 

石田探偵「なんでブルーが出されたん?」

 

依頼者「そんとき、ちょっとケガしてたんですよ。」

 

石田探偵「どこ?」

 

依頼者「脚・・・」

 

もう一匹、ブルーと天秤にかけた馬がいて、その馬がまだ若かったため、ブルーを出すことに(このときブルーはすでに14歳)決まったのだそうです。

 

ちなみに。元々ブルーショットは競走馬だったようです。
成績が振るわず、その後、行先もなかなか見つからなかったところ、お肉寸前でたまたま先生が見つけて、タダ同然でもらってきた馬だそうです。

 

将来は先生になって、ブルーを連れ戻したい!

 

そして、もう一度ブルーショットで馬術をやりたい!

 

馬運車にはMRC高知の文字。

 

後日、メールで連絡をしたが返ってこなかったそうです。

 

いろいろな想像が巡り、頭を抱える石田探偵。

 

直球で石田探偵がその場所に電話してみることに。

 

すると

 

「お掛けになった電話番号は・・・」の音声。

 

「えー!?」

「乗馬クラブないやん!?」

 

ということで、馬事情に詳しい方に聞いてみることに。

 

ロイヤル乗馬クラブの方と電話で話す。

 

「売りに出されたとこが急に・・電話が繋がらない状態で・・・」説明をする石田探偵。

 

使える馬は売りに出されるが、歳のいった馬は他のクラブに行くことはあまりないそうです。
その先は知ろうとしないため、よくは分からないそうだと。

生きている可能性はかなり低いそうです。特にケガをしていたら尚更ということでした。

 

もしかしたら、ケガがすぐに治っていたらと、あきらめようとしない依頼者。

 

とりあえず高知へ

 

高知へ

 

調べたところ、高知には乗馬クラブは五軒しかないと。

 

ここで石田探偵が

 

「特徴は?」

 

「顔がデカい」
「出っ歯」と依頼者

 

「ぶさいくやん!」と石田探偵。

 

「可愛い」

 

まずは空港から一番近い、ブリタニア乗馬倶楽部に。

 

早速、馬がいるが全然違うようです。

 

ブルーは剛毛のようです。

 

ブルーショットの特徴
1、剛毛
2、顔がデカい
3、出っ歯

 

代表の方にお話しを聞く。

 

売られたときに名前が変わっている可能性もあるということで、直接馬を見てみることに。

 

真剣な眼差しで探す依頼者。

 

「いない」

 

続いて「高知ホースライディングクラブ」に。

 

インストラクターの方と話しをすると、思いがけない言葉が・・・

 

以前はMRC高知で、経営者が変わって名前も変わったのだと。

 

「えっ!?」

 

驚く二人。

 

しかし、今はブルーショットという馬はいない。

 

ということで、元オーナーに電話で聞いてみる。

 

「顔デカい?」と石田探偵

 

「不細工なのは間違いないですね」

 

 

広島の事業所に行ったことまでは把握しているが、その先は分からないと。

 

どうやら、会社の中で年に数回、馬の移動というものがあったそうです。

 

それで広島のほうへ行ったのだと。

 

それ以上の情報はなく、現在のブルーショットがどうなっているかは分からないとのこと。

 

翌日、MRC広島へ

 

中へ入っていくと小部屋から顔を出す馬たち。

 

どれもブルーショットではないようです。

 

歩いていくと、遠くで散歩している馬が。

 

これも違うようです。

 

「あの奥が・・・」

 

散歩している馬の奥に、白い柵の中で人に連れられて歩いている一頭の馬。

 

どうやらその馬が気になる様子の依頼者。

 

「近くで見てみます」

 

その馬のほうへと歩いていく依頼者。

 

だんだんと駆け足になっていく依頼者。

 

「ブーちゃん!」

呼びかける依頼者

 

こちらの様子に気づき、馬を連れて寄ってくるスタッフ

 

柵越しに見つめる依頼者

 

石田探偵がその方に説明をする

 

「中に入っていいですか?」

 

柵の中へ入る許可をもらい中へ入る依頼者。

 

そして、撫でながら馬の顔を見つめる・・・

 

「ブルーやんな・・・」

 

「ブルーやんな・・・」

 

「ブーちゃんやんな・・・」

 

「ブルーだよね・・・」

 

「出っ歯」石田探偵に見せる

 

「どこ?」

 

石田探偵のために口を広げる

 

「うわぁ!ホンマや!」

 

「これ」といい、毛を触る依頼者

 

「剛毛や!」と、石田探偵

 

「ブルーの匂いです!」

 

「間違いなの?」

 

「ちょっとすいません、これ、名前なんていう、うぉー!?」

 

何かに気づいた石田探偵

 

「ここに名前が書いてある」とスタッフの方。

 

「うぉーーー!」

 

顔の横に名前が

 

「書いてあるー!」

 

名前は

 

「ブルーショット」

 

「ブルーショットやぁ~!」

 

「頑張ってんの?」
「頑張ってんの?」
「可愛がってもらってんの?」

 

溢れる感情が止まらない依頼者

 

そして、

 

「ゴメンね・・・」

 

「逢いたかったよ・・・」

 

何度もブルーの顔を撫で、顔をうずめる依頼者。

 

「うちのエースですからね!」

 

「エースですか!」

 

「エース!?すいません、ボンクラじゃないんですか?」と、石田探偵

 

ブルーに乗せてもらう依頼者

 

2年半ぶりの二人の時間

 

その間、営業担当の方と話しをする石田探偵

 

石田探偵「いま、学校の先生となるため勉強をして、ブルーと一緒に馬術を・・・」

 

石田探偵「ちなみに、買い取るならいくらぐらいで・・・」

 

営業担当「うちのエースですからねぇ・・・200万くらいで」

 

ブルーに乗りながら走っている依頼者にはそんな会話は聞こえていない

 

石田探偵「いくらで買いとりたいの~?」

 

依頼者「20万で~!」

 

 

石田探偵「アルバイトさせます」

営業担当「ぜひ」

 

ちゃんちゃん

 

最後に

 

スタジオに戻ると、やっぱり西田局長は泣いていました。

 

顧問の林先生も涙が止まりません。

 

「無事、再開できました」と、石田探偵

馬の最後は本当に、悠々と暮らせるのは一部だけだそうですね。

 

競走馬としては全然ダメだったようですが、すごい優しい馬だったから乗馬として。
そして、そこのオーナーさんが、娘さんに買ってあげたくなったそうだったからだと。
それぐらい優しい馬だったと。

 

最後に林先生が、
「なんとなく、悪いほうに考えてしまって、どきどきして・・・」

 

すると同じように泣いていた西田局長が

 

「しかも料理人ですしねぇ」

 

 

感動後の局長のぶっこみには笑いでした。

 

競走馬でありながら、その価値を見出せなかったブルーショット。それでも、様々な土地で愛され続けたブルーショット。長生きしてもらいたいですね。
感動の中に笑いを取り入れる、これぞナイトスクープですね!。

 

 

 

いや~、ナイトスクープって、ほんといいですね♬

 

 

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