~怖い話~「タイトル無し」

こんにちは。オクラさんです。
今日は怖い話の第2段をお届したいと思います。
こちらも印象的だった話です。

 

怖がりさんは先に進むべからず・・・

 

前回のお話しはこちらから

~怖い話~「時計」
こんにちは。オクラさんです。 まだまだ暑い日が続きそうなので、今日はオクラさんが以前聞いた、とても印象的だった怖い話をします。 怖い話するよー!怖がりさんは先に進まない方がいいかも? ...

 

 

これは、学生時代に隣の席だったY君が体験した話です。

ここからはY君の立場でお話しさせていただきます。

 

 


 

私はとある街の団地に、家族で住んでいました。父、母、私、そして妹の4人です。父と私は特にそのような能力?というものはなく、ご縁もありませんでした。

 

しかし、母親と妹、どうやら女性陣はそのような能力が多少なりと備わっているようで、ときどきそういった話も聞いたのですが・・・まさか私にもそよのうな体験をする日がやってくるとは・・・

 

 

ある暑い夏の日、いつも通り学校から帰宅しました。

 

いつも通りの手順で玄関の扉を開け、家の中へ入り

 

「ただいま」

 

そう言ったのですが、ここから先はいつも通りとはいきませんでした。

 

母が血相変えて玄関の方へやってきて

 

 

「あんた何連れてきてんのっ!!」

 

 

そう言うのです。

 

いったい何のことを言っているのか分からない私でしたが、そんな私に向かって母は塩をまいたのです。

 

そしてその夜、出来事は起こったのです。

 

夜も更け、自室で学校の宿題をしていた私でしたが、ふと、何かの気配を感じました。

 

何かは分かりません。

 

でも何かが、家の外にいるのが分かったのです。

 

これはヤバイやつだ!!

 

本能的にそう直感した私は、帰宅したときの一件も思い出し、すぐに布団にもぐりました。

 

あたまから布団をかぶって震えていました。

 

すると、急に子どもの頃のことを思い出したのです。

 

それはまだ私が小学校に上がる前のこと、今は亡くなってしまったおばあちゃんから言われてことでした。

 

「自分に何かあったら、その時はお経を唱えなさい」

 

考える余地さえなかったのですが、いつの間にか私は口からはお経を唱えていました。

 

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

 

どれくらいの時間そのようにしていたか分かりませんが、ふと気が緩みました。

 

頭からかぶっていた布団の隙間から、窓の外が見えたのでしたが。

 

そこには全身真っ白な服を着た、髪の長し女性のようなものが立っているのが見えました。

 

ありえないっ!

 

だってここは3階です。窓の外、ベランダの向こう側には何かなんているはずがないのです。

 

それでもその、「何か」はそこにいるのです。

 

 

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

 

 

私は無心で唱え続けました。

 

すると一瞬

 

ふっと

 

気配が消えました。

 

良かった~、と思った瞬間

 

再度、おばあちゃんの言葉が頭を過りました

 

気をぬいたらいかん

 

そう考えた瞬間

 

!?

 

これまでとは比べ物にならないくらいの気配が全身に走りました

 

 

そう、何かはもう部屋の中の

 

 

すぐそばまでやってきたのです

 

 

私はこれまで以上に早口で唱え続けました

 

 

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

 

 

すると突然、うずくまっていた私の両足首を

 

何かとてつもなく冷たいものが握ったのです

 

記憶にあるのはそこまででした。

 

気づけば外は明るくなっていました。

 

昨夜のことは何だったのか。

 

記憶が曖昧なままその場に立ち上がりました。

 

痛っ!

 

痛みのある足首に目を向けると

 

そこには何かでつかまれたような跡が真っ赤に

 

くっきりと残っていたのでした。

 


 

 

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